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紙とペンは常に傍らに置け

行政書士試験は、択一式試験と記述式試験とで、構成されています。

「択一式問題は勉強すればいいけれど、記述式問題が不安だ。」とおっしゃる方も少なくありません。
記述式対策として、特別に参考書や問題集を購入する方も多いのではと思います。

択一式の問題が、正解肢や誤肢を選択させる受動的な試験だとすれば、記述式の問題は、自分で言葉を書かせる能動的な試験だとも言えます。

「知っているけれど、思い出せない」
「わかっているけれど、書けない」

といった現象が発生するのが、記述式試験なのです。

さて、世の中には、行政書士試験以外にも、色々な試験があり、その試験によって、色々な出題方法があります。

・選択肢を選ぶ試験
・答案用紙に、文章や単語を書く試験
・耳で聞いて、口頭で答える試験
・耳で聞いて、答案用紙に答を書く試験

試験勉強をするときには、その試験の出題方法と同じことをするのが、一番効率が良いものです。

外国語のヒアリング試験では、「耳で聞く」訓練が必要です。
また、口頭試問の試験対策には、「実際に喋ってみる」訓練が必要になります。

同様の理由で、行政書士試験の選択式問題を解くためには、
「実際にペンを持って、紙に書く」
という訓練が必要になるのです。

ですから、記述式試験の勉強をする際には、紙とペンを常備してください。

紙は、どんな紙でも構いません。
きれいなノートである必要はなく、むしろ無造作に書くことができる要らない紙の方が良いかもしれません。

その紙に、テキストに出てくる用語のうち、あなたが少しでも気になった単語や、うろ覚えである言葉を、実際に書いてみてください。

たくさんの言葉を、書くことになると思います。
「包括承継人」、「債務保証」、「諮問機関」、「抗告訴訟」、「法定地上権」・・・etc.

もしかしたら、初めて法律の勉強をされる方には、大変な作業になるかもしれません。

それに、文字を書くという作業は、文字を読むという作業よりも若干時間がかかりますから、勉強が思ったように進捗せずに、いらいらする方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に書いてみることは、記述式試験対策としては、必須の勉強法です。
書くことで、記憶が定着するのです。
そして、この勉強法は、択一式試験の対策としても、とても有効なのです。

行政書士勉強法の十戒