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行政書士試験の概要を知れ その弐

次に、行政書士試験の科目や出題方式などについて、お話ししましょう。

■行政書士試験の科目■

<法令等科目>
○憲法
○民法
○行政法
○商法
○基礎法学

<一般知識等科目>
○政治、経済、社会
○情報通信、個人情報保護
○文章理解

■出題方式■
法令等科目は、5肢択一式問題、多肢選択式問題、記述式問題
一般知識等は、5肢択一式問題

○5肢択一式問題とは、5つの選択肢から正答を選ぶ問題です。
○多肢選択式問題とは、提示された20の選択肢の中から、空欄に入る言葉を選ぶ問題です。
○記述式問題とは、問題に対する解答を、記述する問題です。(各問40字程度)

■問題数■
法令等科目は、46問(5肢択一式問題40問、多肢選択式問題3問、記述式問題3問)
一般知識等科目は、14問(5肢択一式問題14問)
合計で、60問

■合否基準■
例年、満点に対して60%程度以上の正答があれば、合格となっています。

平成24年度試験では、下記3つ全てを満たした方が、合格とされました。

一 法令等科目が、244点満点中、122点以上である
二 一般知識等科目が、56点満点中、24点以上である
三 全体の点数が、300点満点中、180点以上である

■合格率■
行政書士試験の合格率は、試験年度によって、比較的、高低差があります。

平成24年度試験の合格率は、9.2%、平成23年度試験は、8.1%、平成22年度試験は、6.6%という結果になっています。

■行政書士試験の合否判定■
行政書士試験の合格率が、年度によって異なる理由は、合否の判定方法が、絶対評価方式であるからです。

絶対評価方式というものは、全体のレベルに関係なく、その受験生が何点取れているかで、合格か不合格かを判定します。

ちなみに、絶対評価方式に対応するものは相対評価方式ですが、こちらの場合は、「上位何パーセントを合格とする」というような合否判定をします。

ですから、相対評価方式の試験では、他の受験生との競争要素が出てきます。

しかし、行政書士試験のような絶対評価方式の試験では、他の受験生との競争はありません。
あなた自身の点数が合格ラインをクリアしているかどうかによって、結果が決まるのです。

ですから、行政書士試験の勉強過程では、他の受験生の進捗度は気にせず、自分のペースを守り、自分の理解を深める勉強法を持続することが、合格に結び付いていくと思われます。

行政書士勉強法の十戒